口のうまいヤツが得をする

なんだかんだでそういう風潮があるんじゃないか。
んで、結構な割合の人がそれを腹立たしく思っているんじゃないか。

5分で人を育てる技術 (5)言うことを聞かない“自信過剰な部下”
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20061206/256081/

この記事とそれについての反応をみてそう思った。
Itproに掲載されていることもあって、読者の多くは技術者だ。
僕も含めて技術者には大なり小なり”正当な評価を受けていない”という思いがあるように思う。
仕事が細分化、専門化されたこともあって、上司に自分が何をしているのか理解されているとは思えないんじゃないかなぁ。
多分直属の上司に、
「.NetRemotingではIO完了ポートが使われてるから処理がビジーになった場合、他の要求を受け付けられなくなる。だから別のスレッドを走らせてそこで処理をさせますね。」
とか言ってもなんのことやら分からないだろう。

わからないから「まぁ適当にやっといて」ってことになる。がんばってるのか、いい仕事をしているのか、評価もできないだろう。
どうせわからないから、口がうまくて上司に取り入るのがうまいヤツの方が評価される。
実際にシステムを作っているのは俺たちなのに、横からしゃしゃりでてきて適当なことばっか言ってるコンサルたちの方が儲かる。
などなど。

内容で評価されたいのに、コネの力で勝負されれば腹が立つ。
それがヒューマンマネジメントと言われても素直には聞けない。