windowsとemacs

Emacs再入門 - qnzm.log(クニジマログ)を読んで。

確かに「emacs風」のキーバインドはあんまりうれしくない。
結局、自分が普段使い慣れているキーバインドが全部そろってないと、
・「非emacsキーバインド(普通のWindows)」
・「emacs
・「emacsキーバインド
の三つを使い分けないといけなくなっちゃってツラい。
というか僕にはむり。

Windows上でMeadow使ってるだけでもあちこちでC-nとはC-dとか押しちゃって困る。
ならWindows上でも全てEmacsキーバインドにしてやる!・・・と考えた時期があった。

自分が通った思考経路では、、、
emacsキーバインドにある程度なれる

ならばWindows上でも全てEmacsキーバインドで・・・とか考えだす

窓使いの憂鬱Vistaで動かないことを知り、XKeymacsをしばらく試してみる

全てのキーバインドを変えちゃうと、使い慣れてる他のソフトのキーバインドも変わり(例えばVisualStudio)それはそれで不便なことに気付く。

やっぱ無理あるなぁ。ということでWindows上では
・まとまった量の文章を書く時。(一つのエディタ上から出なくていいから)
・議事録とるとき(早さがいる)
くらいしかMeadow使わなくなる。←今ココ

やっぱWindowsだとエディタなんて他のソフトと併用するのがメインだし、コピペするだけで思考を切り替えないといけないのがツラいんだよなあ。
ほら、エクセルのシートの特定の行を別の行にコピーしたいんだけど、ちょっとだけ加工しないといけないときとか、

行をエディタにコピー → 正規表現とかで加工 → エクセルに再コピー

とかよくしない??
そういうエディタをテンポラリの作業領域として使うときに
C-c → C-y → M-x replace-regexp → ... → M-w → C-v
って頭を切り替えないといけないのはいただけない。
それにたかだかちょっとテキスト加工するだけであればEmacsのバカでかい機能はいらない。

・・・

そっか。ここまで書いてきて気がついたけど、結局Windows上のエディタに僕が求めてる機能は優秀なテンポラリ作業領域であることなのか。
Windowsではエクセルなり、ワードなり、パワポなりVisualStudioなりで最終的な成果物を作る。テキストエディタはその時の*scratch*なんだと思う。

emacs使ってて、*scratch*だけキーバインドが違ってたらイヤだろう。
windowsでmeadowを使ってると、そんな感じになってしまう。
で、あればwindows上でのエディタは
・起動が早くて
正規表現とキーボードマクロがある
くらいでオッケーなのだ。
マクロ書かないといけないくらいのタスクであれば、僕はエディタ以外でどうにかすることを考える。
プログラム書いちゃってもいいし。
んーー。結局は秀丸か・・・?