パラノーマル アクティビティー(ネタバレ)

予備知識は、
低予算映画であること
ハンディーカメラで撮影したらしい
怖いらしい
ということぐらい。
ブレアウィッチプロジェクトみたいな感じなんだろう、と思って鑑賞。
ハンディーカメラ、ということで酔わないか心配していたが、それは大丈夫だった。
ブレアウィッチでは途中で気持ち悪くなったけど、この映画は寝室のシーンではカメラ固定だからか、酔わなかった。
ミカのマッチョぶりに苦笑しながらみていたら、途中で「人智を超えたもの」が相手であることがわかってくる。
と、、、このあたりからもう、「オチ」がどうなるのかだけが気になってくる。
急にドン!とか音が鳴ってビックリする場面はあるのだけどもう「オチ」が気になって気になってしょうがない。
ミステリが好きなせいかもしれないけれど。。。

相手がエクソシストとか、ポルターガイスト系の「人智を超えちゃっている」存在である以上、
実は犯人はxxxでした!。とか実はこういうトリックだったのだ!というようなオチは期待できない。
だって相手は悪魔とか悪霊とか(どっちでもいいんだけど)なんだから、そういうロジカルなオチではありえない。
でも、物語の結末としてなんらかのオチはいる。できれば斜め上をいくオチを期待したい。
で、エミリーローズとか、ミストなんかは「あーそうきたか」と思えるようなオチを用意してくれていた。
シックスセンスなんかもそうか。

で、この映画のオチはというと、「私悪魔なんです!」という直球を文字通り投げつけて終わった。。。
そうこられると僕的には「うん。そうだよね」という位しか感想がない。

なので正直あんまり面白かったとは思えない。
あえていうなら画面が暗転してからの妙な間が一番ドキドキさせてくれたけど、そのまま何にもないし。。。