夜明けの街で

読了。
突然ヒマになったので、適当に買ってきた。
まぁそこそこ。あえて読むほどのことはない。
不倫を書きたかったのかなぁ。

僕は不倫も浮気もしたことがない。これから先もしない、かどうかは分からないけど。
僕の奥さんは平日は家にいない。
大抵は東京に出張していて、出張中は電話もあったりなかったりなので浮気なり不倫なりするのは(そういう意味では)簡単かもしれない。
これは相手にとっても同じなので、たまに「奥さん本当に出張なのかなー??」とか言う人がいる。
けど、僕には良く分からない。
出張だって嘘をついて僕との関係を守ることと、嘘までついて誰かと一緒にいたいことが両立するのがよくわからない。
僕ならややこしい辻褄をあわせながら守らなければならないほど大切なものなら、そもそも不倫はしない。
そこまでして一緒にいたい人が他にいるのなら、後先考えずに離婚してしまうと思う。
僕はシングルタスクなのかもしれない。
何時か、こんなことを書いていた自分を「そうだったらよかったねえ」なんていいながら嘘の辻褄を考える日がくるかもしれないし、こんなことを彼女に話して「なぜ?」と問い詰める日がくるのかもしれない。
僕はそんなに女の子に好かれはしないだろうから、「なぜ?」と問い詰めるパターンの方が確率は高そうだ。

奥さんの幼なじみのお父さんが亡くなった。なので、今日も彼女は東京へ行った。
回りを見渡すとお父さんが亡くなった人は何人かいる。
お母さんが亡くなった人は聞いたことがない。
女の方が強い。僕はいつだってそう思っている。